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禁煙外来

担当医 

​呼吸器内科  滝澤亜矢 医師

診療時間 

禁煙外来とは?

禁煙を希望される方に、木曜午前の呼吸器内科医師が禁煙指導・治療いたします。当院では、外来のみならず人間ドックを契機に禁煙が成功する例もあります。より多くの方が禁煙に成功できることを期待しています。もし再喫煙してしまっても、あきらめずにご相談ください。何度でも挑戦するべきです。

 

保険が適応できる場合

禁煙する意志がある場合(宣誓書にサインが必要)。

スクリーニングテストで、ニコチン依存症と診断されていること。

ブリンクマン指数が200以上(喫煙本数X年数)。

これらのすべてをみたした患者さんが対象です。

 

スクリーニングテストとは?

10項目の問診をうけて、5点以上が陽性と判定します。この問診表はカルテの記録として残します。

詳細は、日本禁煙学会のHPを参照してください。

 

治療の実際

詳しくは「禁煙治療のための標準手順書」をご覧ください。

当院では禁煙指導の豊富な医師のサポートが得られます。

12週間のプログラムに沿って、禁煙を成功させましょう。12週間で5回の通院をしていただくことが必要です。もし5回、通院しなくなった場合には、治療中止とみなされます。12週間より早く禁煙に成功した場合でも、禁煙を継続できているか経過観察のために通院は必要です。12週以降の指導・処方は保険が適用されず自費診療になります。

その後に再喫煙してしまった場合でも、初回時から1年経過していれば、保険は適応されます。あきらめずにご相談ください。

 

貼り薬(ニコチネル)

ニコチンを皮膚から吸収させる貼り薬です

禁煙開始日から使用し、8 週間の使用期間を目安に毎日1 枚皮膚に貼り、サイズが大きいものから小さいものに切り替えて使用します。

<長所>

使用法が簡単で、離脱症状を抑制します。安定した血中濃度の維持が可能です。

<短所>

循環器疾患・脳血管疾患の治療中や既往のある方、妊婦・授乳婦には使用できません。

多汗症、スポーツをする人は使いにくく、皮膚症状の出現例もあります。

 

内服薬 (チャンピックス)

ニコチンを含まない飲み薬です

禁煙を開始する1 週間前から飲み始め、12 週間服用します。

<長所>

循環器疾患・脳血管疾患の治療中や既往のある方にも使用できます。

禁煙時の離脱症状だけでなく、喫煙による満足感も抑制されます。

<短所>

めまいや眠気を訴えることがありますので、自動車の運転など危険を伴う機械の操作は控えてください。

嘔気や異夢を訴える場合は、相談のうえ適宜内服量を増減します。

突然の喫煙欲求に対処は困難です。

 

注意事項

まず、12週間で5回の通院が必須です。途中で通院ができなくなる患者様には、保険がきかなくなるので、うっかり通院を忘れていた、自分の都合で通院をのばしていた場合には要注意です。

多少のずれがあっても、原則的には、12週間内で5回の通院は守っていただく必要があります。

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