インフルエンザ予防
(2024年は終了。2025年1月より再開予定)
インフルエンザ予防とは
どうしてもインフルエンザに感染したくない場合、抗インフルエンザ薬の投与を行うことで感染を予防することが可能です。
このような方におすすめです
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ご家族がインフルエンザに感染してしまった人
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日程をずらせない。試験がある人(受験生など)
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大事なお仕事がある人
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当院で処方するインフルエンザ予防のお薬
オセルタミビルカプセル75mg(タミフルジェネリック)
効果
A/B型インフルエンザを予防します。予防効果は本剤を連続して服用している期間のみ持続します。
服用方法
1日1回、1回1カプセルを10日間服用してください。
副作用
発疹、ショック、アナフィラキシー、肝機能障害、黄疸など
処方できない方
本剤の成分に対し過敏症の既往歴がある方
予防投与とは何か
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予防投与は、インフルエンザ患者に接触した人に対して行う治療法です。患者との接触から48時間以内に抗インフルエンザ薬の服用を開始します。
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対象者は、原則としてインフルエンザ患者と同居している人や共同生活をしている人で、65歳以上、呼吸器または心臓に慢性的な疾患がある人、糖尿病などの代謝性疾患がある人、腎機能障害のある人が含まれます
投与のタイミング
予防目的で抗インフルエンザ薬を使用する場合、インフルエンザが流行し始める時期や、インフルエンザにさらされた可能性がある場合に処方されることが多いです。
予防投与の効果と注意点
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抗インフルエンザ薬の予防投与により、インフルエンザの症状は出にくくなりますが、100%予防できるわけではありません。予防効果があるのは、投与している期間のみです。
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予防投与は、患者と接触から36時間以内に開始することが重要です。
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予防薬は副作用や耐性ウイルスの発生リスクがあるため、医師と相談の上で使用することが必要です
タミフル(ジェネリック)はA型・B型インフルエンザウイルスに対して有効で、予防投与の場合は1回75mgを1日1回、7~10日間続けて服用します。
予防投与はそもそもしても良いものなのか?
薬剤の添付文書にも予防投与の項目があり、用法・用量も記載されています。
きちんとした正しい使用法として(条件付きですが)予防投与は承認されています。
ただし、予防投与には保険診療は認められていません。自費診療となります。
共通注意事項
処方できない方
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妊娠中および授乳中の方
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腎機能障害がある方
インフルエンザの予防として薬を処方する時の注意点は以下のとおりです。
1. インフルエンザ予防薬はあくまで予防薬であり、100%予防できるわけではありません。
インフルエンザ予防薬は、インフルエンザウイルスに対する免疫力を高める効果がありますが、発症を完全に防ぐことはできません。また、インフルエンザ以外の風邪には効果がありません。
2. インフルエンザ予防薬は、発症から48時間以内に服用する必要があります。
インフルエンザ予防薬は、インフルエンザウイルスが体内に侵入してから増殖するのを抑制する効果があります。そのため、発症してから服用しても効果が期待できません。
3. インフルエンザ予防薬には副作用があります。
インフルエンザ予防薬の主な副作用としては、吐き気、嘔吐、下痢、腹痛、頭痛などがあります。まれに、じんましんや発疹などのアレルギー症状が現れることもあります。
4. インフルエンザ予防薬は、以下のいずれかに該当する人は服用できません。
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妊娠中または授乳中の人
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過去にインフルエンザ予防薬で重篤な副作用を起こしたことがある人
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他の薬を服用している人
5. インフルエンザ予防薬は、医師の処方箋に基づいて服用する必要があります。
インフルエンザ予防薬は、ドラッグストアなどで市販されていません。医療機関を受診して医師の診察を受け、処方箋に基づいて服用する必要があります。
料金
オセルタミビルカプセル75mg
(タミフルジェネリック)/10カプセル 6600円(税込)
診察料 0円
配送料 550円(税込)
追加配送について
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必要なタイミングに、必要数のお薬を注文できるサービスです。
【返品について】
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医師が診察結果に基づいて適切なお薬を処方しています。処方された医薬品の返金・交換には一切対応致しかねますのでご了承ください。
【お薬の受け取り拒否について】
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当クリニックに返送されたお薬については、7日間を保管期間としています。
ご指定の場所へお届けしたにもかかわらず、受け取りに応じていただけない場合、当該商品を廃棄する事に同意したものとみなします。この場合、新しい商品での再配達のご希望には応じかねます。
また、商品代金等の返金は一切出来かねますので、ご了承ください。
対応可能な診療科
呼吸器外来:木曜午前8:30~12:00
オセルタミビルカプセルについて
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未承認医薬品等
オセルタミビルカプセルは保険診療適応となるのインフルエンザウイルスに感染し、症状の発症がみられる場合のみです。予防投与に関しては保険適用がありませんので、自由診療となります。 -
入手経路等
この治療で使用される医療機器は、薬機法に基づき医師の判断により当院で国内正規代理店(●●●●より)を通して購入しております。個人輸入された医薬品等の使用によるリスクに関する情報は、厚生労働省HPをご確認ください。 -
国内の承認医薬品等の有無
オセルタミビルカプセルは厚生労働省に承認されています。 -
諸外国における安全性等に係る情報
副作用などが明らかになっていない可能性があります。